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2010年度04月号

切磋琢磨 by Y.K

12月・1月は私の今迄の留学生活の中で最も濃い1ヶ月となりました。アメリカの生活にもどんどん慣れてゆき、言語もだんだんと理解しつつあるからか、以前よりも人と交わることに楽しみを覚えられるようになったことが理由の一つにあると思います。  この1ヶ月で印象に残った事と言えば、まずNew Years Dayです。この日はやはり日本とは大きく異なりました。初詣もなければ、御節料理も、お餅もなく、少なからず違和感を覚えました。そこで私は日本から持ってきていたおそばを作って、Hostに御馳走し、日本では“年越しそば”と言って、お正月に食べること、そばをすすった時に出る音は日本ではマナー違反ではないのだということなども教えました。案の定、そのことを教えた時にはHostがとても驚いていましたが、これも文化交流の一つということで(笑)  Christmas Vacationというのか、New Years Vacationというのか、とにかく休み明けには学校でSpirit Weekというものがありました。内容は毎日違ったテーマがあり、その仮装をしたりと、Homecomingと似た様なものですが、Winter Sportsをしている人だけに特典のようなものがあったり、最終日のLast Periodに全校集会があり、そこでcompetitionでやるcheerのDanceを発表する機会などもあり、とても楽しい一週間を過ごす事が出来ました。 1/16には初めてのcompetitionがありました。前にも述べたことがあると思いますが、小さい頃からずっと水泳をしていた私にとって、16人のチームメートと一緒に大会に臨めるCheerの大会はとても心強く、初めてだというのにもかかわらず、楽しめるものとなりました。結果はGrand Championにこそなれなかったものの、私達のDivisionで1位になることができたのでとても嬉しかったです     そしてこの一ヶ月で何よりも楽しかったのがIF Tourです。またIF Tourも、私のこの一ヶ月を充実させる大きな要因となりました。Tourの一日目にバスの中で皆と合流した時は旧友に会った様な、なんだかとても嬉しくそしてとても懐かしい気持ちになりましたし、他の国からのIF生と会った時も仲良くなれるかな?これから始まるIF Tourを一緒に楽しめたらいいな。などたくさんの感情が込みあげてきました。実際にTourでは皆と色んな所を訪れ、一緒に買い物したり、写真をたくさん撮ったり、他の国からのIF生からは多少ではありますが言葉や国のことを教え、また教えてもらったりと、とても楽しい時を過ごす事ができました。皆と共に時間を過ごし、アメリカでの生活・悩み・そして将来の事まで、話せば話すほどにどんどんと皆に近づいていっていることが感じられ、ほんの6日間ではありましたが最終日に皆と別れる時はとても悲しく、そして寂しかったです。正直なところ、私は今迄何でIFの先輩方がこんなにも仲良く、少しでもいいから新年会やオリエンテーションに顔を出したがるのかが理解できずにいました。渡米前の新年会・オリエンテーションはほんの一日や二日ですし、同じ留学生といえどもステイ先、学校もちがければ渡米の時、そして帰国の時以外に会う事もないのに、と。しかし私も実際にIF Tourに参加してみて “これだったのか!!!”と気付かされました。  Tour中の6日間をenjoyしたのはもちろんのこと、Tour中に皆と交わした会話が糧となり、Tour後の生活で何かあっても“みんなも頑張ってるんだから私も!”という意欲が前にも増して湧いてくるようになりました。これぞまさに切磋琢磨!! 次に皆と会えるのは日本に帰ってからだと思うととても寂しいですが、皆との思い出を糧に、そしてまた皆で話す時に“これが私の留学だったんだ!”と胸を張って話せる様に残りの約半年も頑張りたいと思います。

誕生日 by H.Y

2月2日は、私の誕生日だった。学校に行ってまず仲の良い友達にプレゼントを貰って、すごく幸せんで1時間目のchoirの時間に皆がHappy Birthday to youを歌ってくれて、もっと幸せそれから2時間の始めに毎日、全校アナウンスがあって、そこでいつも誕生日の人が発表されるから、また皆が「Happy Birthday!!」って言ってくれて、もっともっと幸せだった!5時間目も皆がお祝いしてくれて、8時間目も皆が歌ったり、演奏してくれたりして、本当に嬉しかった!! 家に帰ったら、またちょっとした飾り付けをしてくれて、一生懸命に日本語で「誕生日おめでとう!」って書いた看板を作ってくれて、本当にサイコーに嬉しかった! 夜ご飯はピザで、その後チョコレートケーキを食べた。めちゃくちゃ美味しかったよ  今月は特に大きいイベントはなかったけど、ちょこちょこ友達と遊んでた! オリンピックのオープニングセレモニーを友達みんなで見て泊まって夜中ずっとマリオのゲームやったり、テスト前日に教えてもらう為に学校にずっと残ったり、映画を見たり、一緒にご飯作ったり、今月は普通のアメリカの高校生っぽい生活だった! 結局いろんな事をして、忙しかったけど、やっぱそっちの方が充実してるって感じ。今日も放課後、友達の家にそのまま行って、夜は最後のPep Band(野球部の試合に行く吹奏楽部みたいなやつ。それのバスケット版。)に行く予定。帰るのは夜の10時かな。最近は何もないと10時半には寝るから疲れる…楽しいけど!! 日本では10時半に高校生が寝るなんて有り得なかったけどな…笑 Host Momの親友の家族が、このあいだハイチから10歳の女の子をひきとった。Momの友達、Katは3年前からその女の子を養子にしようと努力してたらしい。それで1月に地震があって、Katはすごく心配してた。最初は連絡もつかなくて、生きているのかさえ分からないほどだったから、本当に心配した。彼女はちゃんと生きていて避難してたから助かって無事にアメリカに来ることが出来たから本当に良かった! 彼女に会うまでは、きっと緊張してるんだろうなと思ったけれど、意外とけろっとしていて普通だった。(ハイチにいた時は、彼女は住む家を転々としていたから移動とかには慣れていたらしい。)彼女はすごく良い女の子ですごく可愛い! Katの家族もその子と一緒にいて本当に幸せそうだったから、まだ彼女が来て3日間しかたっていないと聞いた時は、すごくビックリした。でも見ていてこっちまでとても温かい気分になった。彼女や他のハイチの子供達の為にいろいろな手続きをしたり、何度もハイチとU.Sを行ききしている1人の女の人からハイチについて、いろいろ聞く事が出来た。その人の話を聞いて、私も誰か困ってる人の力になれるような仕事が出来たら良いなーと心から思った。