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2012年度04月号

IFツアーとHomecoming by Y.S

 あっという間に年が明けて新年は4日から学校が始まり、冬休み前と変わらない生活に一気に戻りました。  でも1月にはIF生だけが留学中に味わえるビッグイベント、IFツアーがありました。NYCとWashington D.C.を訪ねるIFツアーに、6日間という日数は少ない気もしますが、その6日間、本当にいろいろなことを吸収し、楽しい思い出をたくさん作ることができました。ドイツやイタリア、メキシコなど様々な国の人と友達になり、お互いの国を紹介したりして…。その時にやっぱり思うのは、英語は万国共通だということ。そしてその英語を使って母国語を英語としない者同士が会話をするということの面白さ。その面白さを体感してもっと頑張ろうという気になれました。友達の話を聞いていいなと思うことも少しはあったけれど、私は私に与えられた環境に心から感謝しています。  1月にはもう一つ大きなイベントがありました。ホームカミングです。ホームカミングは秋にフットボールでする学校も多いみたいですが、私の学校ではバスケの最後のホームゲームの日にホームカミングパーティーをします。  ドレスアップをして、短い距離ですが男の子にエスコートしてもらって歩きます。ホームカミングに参加できるのは何かスポーツをしていた人だけ。バスケを頑張ったからできた経験です。  私のホストマムは”きれい…”といって私のために泣いてくれました。本当にいい人に受け入れてもらったなと強く思った瞬間でした。  このホームカミングではキングとクイーンを決めるのですが、クイーンには私のホストシスターが選ばれました。本当にきれいで優しくてみんなから慕われているホストシスターは私の自慢です。

日常のキラキラ by Y.U

 2月は特に大きなことはなかったが小さな幸せがたくさんあった。先ずドイツ人留学生Sophiaとの思い出。今年になってからとても仲良くなった彼女とは、1月末にSleep overしたり、初めて2人だけでDowntownに出掛けたり、アイススケートをしたりとても楽しい時間を過ごした。同じ留学生同志共有できる思いがたくさんあって話もはずんだ。お互いの国の言葉を教えあったり歌を歌ったりと文化交流(?)をした。本来会うことのなかったはずの2人が、会って言葉の通じないはずの2人が留学を通して知り合い、英語を使って気持ちを分かち合えるその不思議さ、偉大さを実感した。やはり、留学の醍醐味はここにあると思う。新しい世界を見ることのできるこの快感は何にも変え難い。残念ながら彼女は半年留学で今月の初めに、ドイツへ帰ってしまったが、彼女との思い出は、留学中の最高の思い出の1つとして一生残るだろう。  また2月の初めにはもう1つ幸せな思い出がある。Carolyn とGeff と映画に行った思い出だ。この2人はアメリカ到着後数日間私を引き受けてくれた第2のFamilyで私がFamilyの家に移動した後もずっと私のことを気にかけてくれている。今回は久しぶりに会おうということでCarolynが映画に行くことを提案してくれた。Charlottesvilleの映画館に行ったことのなかった私には飛び上がるほど嬉しい提案だった。更に彼女は私に映画を選ばせてくれるという。そこで私が選んだ映画は“The Woman in Black”この世にも恐ろしいホラー映画を根っから臆病な私が選んだ理由はただ一つ。私の命、Daniel Raddiffe主演だからである。“I\\\'ll be okey.” 自信満々な言葉をFamilyに残して家を去った私は結局後4日間sisterより先にベッドに入ることを徹底した。しかしポイントはそこではない。最高だったのはコートを被っておびえている私の手をCarolynがずっと握っていてくれていたことだ。Geffは“僕が守ってあげるから大丈夫”と勇敢にも(笑)最初から最後まで映画を観切った。2人が本当の子供のように愛してくれたことが一番嬉しかったのだ。たったの数日間しか一緒におらず、その前は全く見ず知らずの他人だったのに、今私を抱きしめ勇気づけてくれる。自分はすごく幸せだなぁと心から実感した。アイスクリームもおごってもらい、その日は一人っ子のように甘えた幸せな1日だった。  ハイ、ここで2月最大のイベントといえばぁ~~(ダダーン!!)ヴぁれんたいんでー!! こちらの学校では誰か好きな子がいる人はオーデションで選ばれた合唱隊に歌をリクエストして、相手に届けてもらうというステキな制度がある。さて、バレンタイン当日、1時間目から2回も合唱隊がやってきて、それぞれクラスメイトに歌を届けるのを私は目撃した。ワァーステキ♡ と感動した私はでも同時に“きっとワタシには何もこないんだろうなボーイフレンドいないし(ヘッ)”と少しクサッていた。さらに3つの合唱を目撃した後1人淋しく座っていた私の目の前に、突然ファンシーな恰好の合唱隊が立ちはだかった。“え、まさかの!?”と思うひまもなくステージに(Theatreの時間だった)。みんなはジャスティンビーバーの“Baby”を歌ってくれた。“一体誰から?”と困惑していた私にささやかれた言葉は想像を超えていた。“Danielからよ♡” BOMB!(何かが破裂した音)。実際は私の超Sweeeeetなsisterと超Sweeeeetなfriendsからだと風のたよりに聞いたが真実は分からない(笑)とにかく、人生で一番Happyなバレンタインだった。

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