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2012年度11月号

学校とサッカー by K.D

 日本を離れ、親元から離れ、アメリカで生活してもう3週間がたとうとしてます。この3週間、全てが新しく刺激的で、1日1日がすごく早く終わってしまうように感じます。その全てを書きたいけれど、書ききれない気がするので、今回は私の学校と私が所属しているサッカー部について書きたいと思います。  私は公立のGirard High Schoolにバスで通っています。学校の授業はもちろん全て英語で、初めはとまどうこともあったけれど、友達や先生の力を少し借りて、なんとかついていけてます。私が一番好きなEnglishの授業は今ノンフィクションを読んでいます。皆は読むスピードが早いうえ、1回読めば理解してしまうので、そこは毎回辛い思いをしているけれど、家に帰って読み直して理解できた時の達成感と喜びはすごく大きいです。  私の所属しているサッカーチーム(もちろん女子だけの)は月曜から土曜まで2時間みっちり練習があります。23人(多分)のアメリカの高校生は、顔は大人びていて背も高い人が多いけれど、中身は日本の高校生とあまり変わらなくて、練習が始まる前はふざけあっています(笑)この時間が私は1番大好きで、仲の良い子と騒いだりしてます。このサッカーチームは試合も多くて、3週間で3回位試合がありました。そして1番最近の試合では私もプレイができて、しかもその試合は延長の最後の最後に点が入って、勝つことができました!!! その時の皆の喜びと歓声は本当にすごくて、帰りのバスでは皆が疲れきって寝ていました。  出発オリテで先輩がおっしゃっていた高橋尚子選手の「何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ、やがて大きな花が咲く」という言葉を信じて、大きな花が咲くように、最後まで日本の子と同じようにちょっとしたことでも笑い合えるように1日1日を過ごして行きたいです。

by K.I

 初めての日曜日にペンシルバニアまでお買い物に行きました。大きなショッピングセンターで、私は3泊分しか服を持っていかなかったので、日本にあるものはほぼそろっていたのですごくうれしかったです。大きなスーパーでは寿司や日本のカレー、そうめんなども売っていて感動しました。すべてのものが大きくてとても楽しかったです!  次の週、新しい留学生が来てみんなでパーティーをしました。ハンバーガーやマカロニサラダなど、とてもおいしく、ドイツと韓国の留学生と一緒に話してとても楽しかったです。日本の車やアニメは本当に有名ですばらしい文化だといっていました。韓国とは今様々な問題を抱えていますが固定概念を捨ててお互いに楽しくいい友達です。  私はバレー部に所属していて、レギュラーとして試合に出場しています。スポーツを通して友達を作ったり、仲良くなるコツを覚え、アメリカの子の話題がわかるようになり、少しずつリスニングもよくなって、何を話してるかなど聞き取れるようになりました。また、新聞に私の名前とバレーでのスコアが載り、町の人からも声をかけてもらったり学校の放送でも話題になり、友達が増えて地域の活動に貢献でき本当にうれしいです!でも試合の時につき指をして、今は療養中です(笑)  家族との会話で東日本大震災の話題が出ました。話すのはとても難しかったですがアメリカの多くの人は日本人の思いやりと我慢強さの文化に感動したと言っていました。私はアメリカに来て初めて思いやりや助け合うことが日本の文化だと知りました。留学することはその国の文化を知ることだけではなく、母国の文化を見直すこともできることを知りました。  これから10ヶ月勉強も部活も遊びも一生懸命がんばります(笑)

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