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2015年度04月号

by H.S

 今月はこれといって特別な行事などはありませんでした。お正月シーズンは日本よりもさらっと過ぎて、学校が始まりました。今月から、大学にむけてTOEFLを受け始めました。目標のスコアまではまだまだですが、留学前よりスコアがあがっていたのが少し嬉しかったです。日本では同級生たちが本格的な受験勉強を始めている頃です。同じ環境にいないからといって楽していい理由にはならないので、私なりにもコツコツ準備を始めようと思っています。ホストシスターは私より二歳年下の留学生なのですが、私が大学に向けて準備しているのを見てか、次回は私も一緒に受ける!と言っています。彼女の方がアメリカでの滞在年数は長いですが、プライド的にも妹に負ける訳にはいかないので一緒に勉強を頑張ろうと思います。こちらでは生徒によって本当に進路が様々です。大学と言ってもコミュニティーカレッジや四年制大学、また高校に残ってプレップイヤーを過ごす友達もいます。友達の中にアートスクールに入学する子がいます。彼女はメイクやファッションを専攻したいらしく、出願の為の写真を撮るお手伝いをしました。その子にメイクをしてもらってその写真を撮ってもらうのですが、モデルのようにポーズをとったりカメラマンの人に写真を撮ってもらうのは初めてだったので恥ずかしかったけれど良い経験になりました。皆がそれぞれ様々な進路に向かって頑張っている姿は、私にとっても励みになります。こうして日本では見られないような本当に十人十色の進路をみることで、私自身今までになかった視点で将来のことを考えるようになりました。私の学校は世界各国からの留学生が大勢います。私も含め、最初はみんな自分の英語に自信がなくおっかなびっくりでしたが、最近はお互い英語力がついて自分が言いたい事をそれぞれ言えるようになり、いい意味でも悪い意味でも皆の性格がよく分かってきました。あと学校があるのはわずか4ヶ月ですが、この留学期間だけで終わらない深い関係を築けるように一日一日を大切に過ごそうと思います。

by N.Y

 日記に“2015”と書くのにも慣れてきて、友達の間ではプロムドレスの話題が盛り上がっています。先週、ずっと先のことだと思っていたIFツアーが終わりました。半年ぶりに会うIFのみんなは、髪を染めていたりピアスを開けていたり第一に英語でお互いやり取りができるようになって、行く前とはだいぶ変わっていました。今まで会ったことのなかったほかの国からのIF生とも会うことができました。
ホストファミリーが、私が飛行機に一人で乗ることをとても心配して、ホストダッドが搭乗までついてきてくれました。ニューヨークについてからも、ホストファミリーが恋しくて一日目はほぼホームシックでした。でも、ホームシックをふっとばしてしまうほど世界の中心ニューヨークは見るところがたくさんあり、忙しい行程を、久しぶりに会う友達と思いっきり楽しみ切りました。9.11メモリアル、自由の女神像、タイムズスクエア。自由の女神像がフェリーから見えたときは、“自分はアメリカにいる。”と実感させられました。9.11メモリアルの犠牲者の石碑で、日本人の方の名前を見つけました。たくさんの犠牲者の方々の名前を眺めながら、これがイラク戦争・アフガニスタン紛争の原因となり、また多くの人々が亡くなったと思うと、やるせない気持ちになり、戦争って何なんだろう、と思いました。タイムズスクエアは、NEW YEAR のカウントダウンをテレビで見ていたので、今その場所にいる!! と、とても興奮しました。たくさんのお店があって、一日かかっても回り切れないスケールです。
 ワシントンDCは、アメリカの歴史、政治が詰まっている場所でした。ホワイトハウス、リンカーン記念館、そして数々の戦争メモリアル。ワシントンDCを一通り回れば、アメリカの歴史が大体知れるのではないかと思ったほどでした。リンカーンメモリアルから見るワシントン記念塔は、歴史の一場面にマーティーン・ルーサー・キングと一緒にいるようでした。行くところ行くところに歴史があって、ガイドさんの説明を聞くのが楽しかったです。ニューヨークとはまた全く違った特別感がありました。日本でいう東京と京都かなー(違うか)。
 ツアーを通してUS history の授業で苦労しながら学んだことを、実際に自分の目で見ることができ、アメリカ史をもっと知りたいと思いました。とても中身の詰まった六日間、IFのBonnieさんをはじめとしたスタッフの皆さん、ありがとうございました。

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