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2008年11月号

クロスカントリーシーズンを終えてby H.J.

 今週木曜、最後のレースがあり、それで僕たちのクロスカントリーシーズンは終わった。たった1ヵ月だったが、とてもすばらしい時間だった。メンバーはコーチ2人を含めて9人で、すぐ仲良くなれたし英語で会話する機会がかなり増えたので英語が上達した。メンバーとはかなり仲良くなれて、たまに休日とかに一緒にフリスピーをして遊んでいる。最後はレースの後に、皆でチャイニーズパフェに行った。要するにチャイニーズレストランでバイキング形式でテーブルに並んでいるアジア料理を好きに取って食べるレストラン。もちろん日本の寿司もある。ちなみに僕がチャイニーズパフェに行くのは初めてではなく既にホストマザーと授業の校外研修(?)みたいなものの帰りに、そして同じクロスカントリーチームとで合計4回は行っていた。アメリカ人は箸の使い方が分からなかったり、ご飯に醤油やソースをそのまま大量にかけて食べたりするので、文化の違いも味わえて楽しかった。ワサビを大量に取ってきて、それを色々な物にかけて試している人もいた。そして誰もが料理の最後にたくさんの甘いデザートを食べる。ケーキ、クッキー、シュークリーム、クリーム……等。そしてその後アイスクリームで締める。僕はそんなに甘いものを食べたくないので、その時はいつも野菜を取ってきて食べていた。 とにかくクロスカントリーのチームメンバーとは最高の時間を過ごせた。もう練習がないのは寂しいけれど、僕はバスケットチームに戻って又頑張らなければいけない。
  クロスカントリーチームのメンバーとは仲良くなったけど、実は学校のクラスのメンバーでは、まだそれほど親しい友達を作っていない。これからはもっと、そこでがんばらないと。 それでも学校行事は結構楽しんでいる。ホームカミングやフットボールのナイトゲーム、ミスマッチデーや、タイガース・フェス。クラスのメンバーとオペラを観にピッツバーグに行ったこともあった、ピッツバーグの都会の街を歩いた時、久しぶりに故郷の仙台を思い出した。
  そして今日は、ホストマザーの友人のハロウィンパーティに招待されている。様々なハロウインの衣装に着替えて、頭にもマスクをかぶって、参加者が誰が誰だか分らなくなるパーティーらしい。とても楽しみだ。
  この一ヵ月はこんな感じで過ごした。これからももっと英語の上達に努めて頑張ろう。

初の課外授業by K.T.

 8月15日に成田空港を出発して、はや1ヵ月がたった。この間来たばかりだと思っていたのに、もう1ヵ月がたって自分でも信じられないくらいあっという間だった。今月は学校が始まって、毎日毎日、いっぱい、いっぱいの日々だった。
  今月9月2日にいよいよ学校が始まった。初日は学校も生徒が千人以上いるし、友達ができるかとても心配だった。けど、学校に着いて、気がついたら友達に声かけて握手してた。そして9月4日にEnglishとGrobalの授業合同で初の課外授業があった。そして初めて私はキックベースをしました!! 私はスポーツっていったら、ドッチボールにテニスに卓球ぐらいしかしなくて、キックベースとかルールも全然分からなくて、先生が初めに説明してくれたけど、英語力のない私には何言っているのかあんまりよく分らなくて、結局初めは応援してた。何回か皆がしてるのを見てたら、先生に「やってみようよ、何回か見てたからルールも分かったでしょ」って言われました。応援ばっかりしてて、ルールの事はよくわかってなかったから「よくわからない!」と言ったら、「大丈夫、大丈夫」って半ば強制的にグループに入れられちゃいました。それで自分の番が来ちゃいましたが、やっぱりルールがよくわからなくて、ボールをけるか、けらないか迷っていたら、ある子が「けってごらん。あとは私がリードしてあげるから。」って言ってくれてボールをけったあと、1塁、2塁、3塁まで、一緒に走ってくれた。次に守る方にまわった時も、やっぱりよくルールが分かんないのに、ボールが飛んできて、取ってしまって、どうしようとなっていたら、友達が「こっち、こっち」って言ってくれて、投げたらみんなが「good, good」って言ってくれてすっごく嬉しかった。キックベースして、体も使っておもいっきり遊んだのも楽しかったけど、私は一緒に走ってくれた友達、「good」って言ってくれた友達の優しさが何よりも嬉しかった。そのあと、みんなで大っきなピザを切って食べた。アメリカのピザは日本のよりも大きくて、すごい驚いた。
  今月は、毎日毎日が「ありがとう」でいっぱいの毎日だった。教室が分からなくて“Excuse me”って、廊下を歩いている子に聞いたら誰でも丁寧に教えてくれるし、(もう5人以上の人に聞いた)Englishの授業で分からなさすぎて、みんなについていけない時は、隣の席の子がさりげなく教えてくれて。毎日、毎日みんなに優しくしてもらっている私は本当に幸せだと思う。これから、英語をもっと頑張って、そうやって親切にしてくれるお友達と、もっともっとお話して、知りあいたいし、ありがとうっていう言葉だけじゃなくて、他の表現でもありがとうって言えたらいいのになと思う。 本当に毎日毎日がすごく楽しい。

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